マーチンゲール法

マーチンゲール法

マーチンゲール法というのは、簡単に言うと勝つまで倍賭けするという、古くから伝わる有名なギャンブルの賭け方です。

必勝法とまで言われています。本当にそうでしょうか?


下の図を見てください。

負けるとゼロで勝つと掛け金が二倍になるギャンブルを想定しましょう。

勝率は1/2とします。

そこで最初に1万円賭け、勝てば降りて1万円の得。

負ければ次に倍プッシュして2万円賭けます。

2万円の時点で勝てば4万円返ってきますが、今まで1+2=3万円賭けたので、やはり1万円の得で、そこで降ります。

負ければ次に4万円賭けます。今までの掛け金1+2+4=7万円に対して次のリターンは8万円。このようにして、勝つまで続ければ、必ず1万円勝てるという方法です。

掛け金1248163264128256a
合計投機額1371531631272555112a-1
払い戻し金2481632641282565122a
到達確率11/21/41/81/161/321/641/1281/2561/a


要するにそれまで賭けた合計額が2a-1(万円)なのに対して、勝って戻ってくる額が2a(万円)であり、常に1万円多い。だから勝つまで続け、一回でも勝てば勝ち逃げで降りれば、必勝であるといいます。これってすごく稼げる?

これは手を変え品を変えギャンブルの必勝法として伝えられてきました。今でもちょっとググればたくさんの解説サイトが見受けられるでしょう。しかし、本当に必勝なのでしょうか。

結論

無限に資金があれば勝てます。ですが、資金は基本有限です。

ましてはFXやバイナリーオプション【ペイアウト・スプレッドの関係上】は勝率が1/2ではありません。

ですので最終的には勝てません。というか破産します。

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